「ゲーム脳の恐怖」では、脳の状態は4つに分類されます。テレビゲームやコンピュータゲームをほとんどしない人間は「ノーマル脳」で、礼儀正しく学業成績は上位、と森教授は分類しています。ただし実験には森教授が教鞭をとる日本大学の学生が被験者として選ばれていますが、驚くことに被験者の人数も明らかにされていない上、人物像もノーマル脳と認定された1人の学生を指して評しているだけです。
2番目の「ビジュアル脳」は、視覚情報に多く頼って手を動かすことにより、前頭前野を使う頻度が少なく、後頭部の神経回路が凝り固まっている人間の脳だそうです。ビジュアル脳の人間に関しても、森教授は科学的なデータを明かすことなく、ごく一部の優秀な生徒を人物像の代表としています。
3番目は「半ゲーム脳」で、子供から大学生になるまでの間を、1日3時間未満の時間、週に3回から4回テレビゲームをプレイしていた方は、脳の梗塞や萎縮がないだけで、高齢者の痴呆状態とほぼ同様の脳波である、と判断されます。この分類だとほとんどの若者は痴呆状態になってしまいますね。
半ゲーム脳は更に3つの状態に分類されますが、いずれにしても森教授によると、キレやすく集中力がなく、もの忘れもひどい人間である、と推測しています。こうした人物像はあくまで推測や森教授の印象に頼っていて、実験と称しながら、他の専門家も納得させる科学的なデータを示していません。そして問題の「ゲーム脳」と分類されるのは、小学校に入る前や低学年など、幼い頃から大学生になるまで、1日2時間から多くて7時間を週に3回から4回テレビゲームに費やしている人間です。ゲーム脳の人間の脳は、ほとんど前頭前野の脳活動が消失している、とまで説明され、学業成績も普通以下、キレる人が多く、不登校の傾向があり、時間の感覚すら薄い、とまで言われています。
ゲーム脳とは ゲーム脳では、プログラマー=痴呆!! 曖昧なゲーム脳の分類 ゲーム脳の次はナニ脳?? 暴かれたゲーム脳の嘘と初歩的ミス ゲーム脳では将棋名人も痴呆?! 何でもかんでもゲーム脳にこじつける脳こそ問題 凶悪犯=ゲーム脳は間違い 海外でも否定されるゲーム脳の支持者たち 痴呆の老人にはゲーム脳?!
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